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阿蘇山 あそさん

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阿蘇山 車帰 夜間や悪天候時は、画面が見えにくくなります
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阿蘇山 南阿蘇村 夜間や悪天候時は、画面が見えにくくなります
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噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)

火山は静穏ですが、活火山であることに注意してください。

2024年7月19日 11時10分

福岡管区気象台 発表

火山の活動状況について
危険度
レベル5(避難)

居住地域に重大な被害をもたらす噴火が発生、あるいはその恐れが極めて高い状態

レベル4(高齢者等避難)

居住地域に重大な被害をもたらす噴火の発生が予想される状態

レベル3(入山規制)

居住地域の近くまで重大な被害をもたらす噴火が発生、あるいはその恐れが予想される状態

レベル2(火口周辺規制)

火口周辺に被害をもたらす噴火が発生、あるいはその恐れが予想される状態

レベル1(活火山であることに留意)

火山活動は静穏な状態。ただし、活火山であることに留意

最新の火山情報

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 中岳第一火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

火山の活動状況など

 阿蘇山では、火山性微動の振幅が6月下旬以降概ね小さな状態で経過しています。火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、5月15日以降1500トンを下回る状態で経過しています。
 
 7月17日に実施した現地調査では、中岳第一火口底に乳緑色の湯だまりを確認しました。湯だまり量は約7割と、前月の観測(6月、約5割)と比べ増加していました。火口内では、火山活動の高まりを示す特段の変化は認められませんでした。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線において伸びの傾向が認められましたが、1月下旬以降、伸びの傾向は停滞しています。
 
 火山活動が低下していることから、中岳第一火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、本日(19日)11時00分に噴火警報を解除しました。
 一方で、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量はやや多い状態が続いており、中岳第一火口の南側火口壁では、高温の地熱域が引き続き認められていることから、火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。

噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など

噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)

火山は静穏ですが、活火山であることに注意してください。

防災上の注意事項など

 火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

掲載情報について
気象庁が発表している情報を掲載しています。

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