桜島 さくらじま
- 噴火警戒レベル3 (入山規制)
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居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生、または発生すると予想されています。登山や入山は避けてください。
2025年2月3日 16時00分
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況について
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高 危険度 低
- レベル5(避難)
- レベル4(高齢者等避難)
- レベル3(入山規制)
- レベル2(火口周辺規制)
- レベル1(活火山であることに留意)
降灰予報
6日21時〜0時に噴火が発生した場合
・方向:東(鹿屋市輝北方向)
・降灰の到達距離:160km
・小さな噴石の到達距離:10km
- 降灰
- 小さな噴石の落下
- 掲載情報について
- 気象庁が発表している情報を掲載しています。
- 気象庁(外部サイト)
最新の火山情報
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
1月31日から2月3日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。
火山の活動状況など
桜島では、活発な噴火活動が続いています。
南岳山頂火口では、噴火が7回発生し、うち1回が爆発でした。噴煙は最高で火口縁上1300mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は9合目(南岳山頂火口より約400m)まで達しました。
また、同火口では、期間を通して夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
昭和火口では、噴火及び火映は観測されていません。
火山性地震は少ない状態で経過しています。2月1日に継続時間の短い火山性微動が発生しました。
GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 爆発
1月31日 8回 1回
2月 1日 7回 0回
2日 0回 0回
3日15時まで 0回 0回
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
噴火警戒レベル3(入山規制)
居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生、または発生すると予想されています。登山や入山は避けてください。
防災上の注意事項など
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。