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口永良部島 くちのえらぶじま

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口永良部島 本村西 夜間や悪天候時は、画面が見えにくくなります
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口永良部島 屋久島吉田 夜間や悪天候時は、画面が見えにくくなります
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噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)

火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生、または発生すると予想されています。火口周辺には立ち入らないでください。

2024年10月18日 11時10分

福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表

火山の活動状況について
危険度
レベル5(避難)

居住地域に重大な被害をもたらす噴火が発生、あるいはその恐れが極めて高い状態

レベル4(高齢者等避難)

居住地域に重大な被害をもたらす噴火の発生が予想される状態

レベル3(入山規制)

居住地域の近くまで重大な被害をもたらす噴火が発生、あるいはその恐れが予想される状態

レベル2(火口周辺規制)

火口周辺に被害をもたらす噴火が発生、あるいはその恐れが予想される状態

レベル1(活火山であることに留意)

火山活動は静穏な状態。ただし、活火山であることに留意

降灰予報

24日6時〜9時に噴火が発生した場合

・方向:西
・降灰の到達距離:40km
・小さな噴石の到達距離:2km

  • 降灰
  • 小さな噴石の落下

最新の火山情報

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、火山活動に低下傾向が認められますが、引き続き新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。

火山の活動状況など

 口永良部島では、古岳火口付近を震源とする火山性地震が4月以降多い状態で経過していましたが、8月中旬頃から減少しています。新岳火口付近の火山性地震は、少ない状態で経過しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり概ね100トンを下回り、2023年8月から12月と比較して減少していますが、2023年6月以前よりは多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から11月頃にかけて古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されています。
 
 火山活動に低下傾向が認められることから、口永良部島では新岳火口及び古岳火口から1kmを超え、また西側は新岳火口から2kmを超えて影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと判断し、本日(18日)11時00分に噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。
 
 一方、口永良部島では火口付近の浅いところを震源とする地震が減少しているものの、やや活発な地震活動が継続しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量や古岳の地熱活動は2023年6月からの活動以前より高まった状態で推移しています。
 
 これらのことから、引き続き新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生するおそれがあります。

噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など

噴火警戒レベル2(火口周辺規制)

火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生、または発生すると予想されています。火口周辺には立ち入らないでください。

防災上の注意事項など

 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

掲載情報について
気象庁が発表している情報を掲載しています。

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