口永良部島 くちのえらぶじま
- 噴火警戒レベル3 (入山規制)
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居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生、または発生すると予想されています。登山や入山は避けてください。
2024年4月26日 16時15分
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況について
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高 危険度 低
- レベル5(避難)
- レベル4(高齢者等避難)
- レベル3(入山規制)
- レベル2(火口周辺規制)
- レベル1(活火山であることに留意)
降灰予報
26日18時〜21時に噴火が発生した場合
・方向:北西
・降灰の到達距離:70km
・小さな噴石の到達距離:4km
- 降灰
- 小さな噴石の落下
- 掲載情報について
- 気象庁が発表している情報を掲載しています。
- 気象庁(外部サイト)
最新の火山情報
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
4月22日から26日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山の活動状況など
本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。
24日から26日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口付近及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しましたが、特段の変化は認められませんでした。
古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少ない状態で経過しています。
東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、60トンと少ない状態でした。
また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から11月頃にかけて古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されています。
口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量や古岳の地熱活動は2023年6月からの活動以前の状態より高まった状態で推移しています。新岳火口及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
噴火警戒レベル3(入山規制)
居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生、または発生すると予想されています。登山や入山は避けてください。
防災上の注意事項など
新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。